京都市左京区にある世界遺産「下鴨神社」(賀茂御祖神社)は、毎年1月に「初えと祭」を開催します。
これは、干支にちなんだ厄除けや開運祈願のための神事で、多くの参拝者が訪れる伝統的な行事です。
2025年は「巳年」に当たるため、巳(ヘビ)にちなんだ特別な祈願が行われます。
目次
開催概要
- 日程:1月12日(日)
- 時間:11:00~
- 場所:下鴨神社(賀茂御祖神社)
- 住所:京都府京都市左京区下鴨泉川町59
- アクセス:市バス205系統「下鴨神社前」下車すぐ
初えと祭の意義と内容
初えと祭は、十二支の守護神である大国主命(おおくにぬしのみこと)を祀る重要な行事です。
「下鴨の繁盛大国」として親しまれる大国主命への参拝を通じて、参拝者は福徳円満、長寿、殖産興業、そして無病息災を祈願します。
この祭りの特徴的な点は、下鴨神社の境内に7つのお社が配置されており、それぞれが十二支の守り神となっていることです。
参拝者は自身の生まれ年に対応するお社を巡ることで、より一層の加護を受けられると信じられています。
巳年の人しか参拝できないの?
結論から言うと、自分の干支以外の年にも参拝することは可能です!
下鴨神社「初えと祭」は、その年の干支に関わらず、誰でも参加できる行事です。
本殿前に並ぶ「えとの社」には、十二支の守護神である大国主命が7つの異なる名前で、それぞれの干支の守護神として祀られています。
7つの社で12の干支全てをカバーしているため、どの干支の人も参拝することができます。
参拝方法
- 本殿参拝:まず、下鴨神社の本殿にお参りします。
- えとの社参拝:本殿前には7つの小さな社が並んでおり、これらは「えとの社」(言社)と呼ばれています。
- 自分の干支の社へのお参り:自分の生まれ年の干支に対応する社にお参りします。
- 他の干支の社への参拝:自分の干支以外の社にもお参りすることは可能です。
数量限定!えとみくじの授与も忘れずに
えとみくじとは、「初えと祭」から数量限定で授与される特別なおみくじです。
志納金は500円。十二支それぞれを形どった小さな置物の中におみくじが入っています。
自分の干支のくじはもちろん、全ての干支を集めて並べてみるのもかわいいです!
干支の神様に新年の福徳を祈願しましょう
2025年の下鴨神社「初えと祭」は、伝統的な日本の新年行事を体験できる貴重な機会です。
家族や友人とともに訪れて、干支にちなんだ祈願や厄除けを行い、幸先の良い一年を迎えましょう!
最新の開催状況は公式HPをご確認ください。