京都ならではの境内にあるカフェは、歴史ある寺社の雰囲気を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごせる魅力的なスポットです。
2025年の最新情報を元に、京都ならではの境内カフェおすすめ5選をご紹介します。
1. 梨木神社の境内カフェ
Coffee Base NASHINOKI(コーヒー ベース ナシノキ)
梨木神社の参道にあるこのカフェでは、ご神水で淹れたスペシャルティコーヒーを味わえます。
京都の和菓子とコーヒーを組み合わせたコーヒーコースも提供しており、京都ならではの味わいを楽しめます。
- 営業時間: 10:00〜17:00
- 定休日: 毎週水曜日
- 予算: 〜1,000円
- 支払方法: カード可、電子マネー可、QRコード決済可(PayPay)
- 公式SNS:https://www.instagram.com/coffeebase.nashinoki/
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<梨木神社とは>
京都市上京区の京都御所東側に位置する神社。
京都三名水のひとつ、梨木神社の御神水「染井」は、三名水の中で唯一枯れずに現存している名水で、御神水用のペットボトルに入れて持ち帰ることもできます。
また、境内にある桂の木は「愛の木」と呼ばれ、縁結びのパワースポットとして人気。
この木の葉がハート型をしていることから、縁結びのご利益があると信じられていて、ハート型の「縁結び絵馬」も用意されています。
さらに、梨木神社の御祭神である三條實萬公と三條實美公は、学問・文芸の神様として崇敬されており、学業成就のご利益もあるとされています。
公式HPは2. 清凉寺の境内カフェ
Bhagavan(ヴァガバァーン)
源氏物語ゆかりの清凉寺の境内にあり、築100年以上の京町家をリノベーションした建物で、和モダンな雰囲気を楽しめます。
年中楽しめるかき氷が人気で、「釈迦如来」(黒糖本わらび餅氷)など、狂言の演目にちなんだユニークな名前のメニューが特徴です。
- 営業時間: 11:00〜17:00
- 定休日: 不定休(公式Instagramで告知)
- 予算: 〜1,999円
- 支払方法: カード可、電子マネー可、QRコード決済可(PayPay)
- 公式SNS:https://www.instagram.com/bhagavan_arashiyama/
<清凉寺とは>
京都市右京区嵯峨にある浄土宗の寺院で、「嵯峨釈迦堂」の名でも知られています。
895年頃に創建され、源氏物語の光源氏のモデルとされる源融の山荘跡に建てられました。
本尊は国宝の釈迦如来立像で、この像は「生身の釈迦」として信仰を集めています。
像の胎内には絹製の五臓六腑が納められており、これが「生身」と呼ばれる由来です。
「生身の釈迦」への祈りにより、心願成就、様々な願いが叶うとされています。
公式HPは3. 伏見稲荷大社の境内カフェ
稲荷茶寮(イナリサリョウ)
伏見稲荷大社のお参りの記念に立ち寄れるカフェ。
築100年以上の数寄屋造りの建物をリノベーションした和モダンな空間です。
千本鳥居で有名な伏見稲荷大社の雰囲気を楽しみながら、人気メニューの「稲荷パフェ」(1,300円)をはじめ、献上宇治抹茶「千寿」や宇治玉露などの高級茶葉を使用したお茶やスイーツを堪能できます。
- 営業時間: 11:00〜16:00
- 定休日: 毎週水曜日(祝日の場合は営業)
- 予算: 〜1,999円
- 支払方法: カード不可、電子マネー不可、QRコード決済可(PayPay)
- 公式HP:https://tsubakido.kyoto/inarisaryo/
<伏見稲荷大社とは>
京都市伏見区に位置する神社で、全国約3万社ある稲荷神社の総本宮。
711年に創建されたとされ、1300年以上の歴史を持ちます。
稲荷山全体が神域とされ、本殿から山頂まで朱色の千本鳥居が連なる景観で有名です。
五穀豊穣や商売繁昌、交通安全など様々な御利益を求め、初詣では近畿地方で最多の参拝者を誇る人気スポットとなっています。
公式HPは4. 醍醐寺の境内カフェ
Le Clos Sous le cerisier(ル・クロ スゥ ル スリジェ)
醍醐寺の霊宝館内にあり、世界文化遺産の中で食事を楽しめるフレンチカフェ。
店名の「Sous le cerisier」はフランス語で「桜の樹の下で」を意味し、春には枝垂れ桜を眺めながら食事ができます。
北欧生まれの家具のチェーン店「IKEA」のコンセプト「良いものを、長く使って頂く」と、醍醐寺の「生かされてこそ文化財」の理念とが融合した空間づくりが特徴的な憩いの場です。
- 営業時間: 10:00〜16:30(ランチは14:00まで)※季節変動あり
- 定休日: 12月31日~1月3日
- 予算: 〜1,999円
- 支払方法: カード可
- 公式HP:https://tsubakido.kyoto/inarisaryo/
<醍醐寺とは>
京都市伏見区に位置する真言宗醍醐派の総本山で、874年に空海の孫弟子である聖宝理源大師によって創建。
世界文化遺産に登録されており、多くの国宝や重要文化財を有する歴史ある寺院です。
「花の醍醐」として知られる桜の名所であり、秋には美しい紅葉も楽しめます。
公式HPは5. 今宮神社の境内カフェ
あぶり餅かざりや
一子相伝で代々女性が受け継ぎ、創業は江戸時代初期(約400年前)という歴史ある茶屋。
きな粉をまぶしたひとくちサイズのお餅を竹串に刺し、炭火で丁寧にあぶった「あぶり餅」が名物で、京都の伝統的な味を神社の厳かな雰囲気の中で味わえる人気スポットです。
- 営業時間: 10:00〜17:00
- 定休日: 毎週水曜日(1日・15日・祝日の場合は翌日)
- 予算: 〜999円
- 支払方法: カード不可、電子マネー不可、QRコード決済不可
- 参考HP:京都観光Navi
<今宮神社とは>
京都市北区紫野今宮町に位置する歴史ある神社。
994年に疫病退散を祈願して創建され、健康長寿のご利益で知られています。
境内には「阿呆賢さん」と呼ばれる神占石があり、願い事成就や病気平癒のパワースポットとなっています。
さらに、「玉の輿神社」の別名を持ち、良縁開運を求める参拝者にも人気があります。
公式HPはおわりに
これらの境内カフェは、京都の歴史と文化を感じながら、ゆったりとした時間を過ごせる特別な場所です。
お寺や神社への参拝と合わせて、京都ならではの癒しの時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。