【2025年2月】京都の梅の名所と梅花祭情報

2025年1月29日

京都の早春を彩る梅の花は、多くの人々を魅了する風物詩。

例年、京都の梅の見頃は、2月上旬から3月下旬頃です。

見頃の時期に、梅の名所で行われるイベント情報をまとめてみました。

京都の梅の名所巡りをお楽しみください！

京都の梅の名所と梅花祭

北野天満宮は京都随一の梅の名所として知られています。

毎年2月25日はその道真公の祥月命日を偲び、芸舞妓さんたちにより行われる茶会。

約50種類1,500本の梅が楽しめ、2月中旬から3月中旬が見頃です。

城南宮では、約150本のしだれ梅と400本以上の椿を楽しめ、時期によっては、緑の苔を背景に、梅の花びらと真紅の落ち椿が美しいコントラストを見せてくれます。

しだれ梅と椿の競演が楽しめ、見頃は例年2月下旬から3月中旬です。

梅宮大社は、神苑や境内全域に梅が植えられており、散策しながら観梅を楽しめます。

酒造の守護神である酒解神を祀る梅宮大社での特別な祭り。参拝者には無料で甘酒が振る舞われます。

梅宮大社の祭神である木花咲耶姫にちなんだ行事。「梅」と「産む」をかけた名称となっており、境内に咲く多様な梅の花を楽しみながら、子宝や安産、産業の繁栄を祈願する神事。

約35種400本の梅が植栽されており、2月中旬から3月中旬が見頃です。

長岡天満宮と隣接する長岡公園の梅林では、約20種300本の梅が楽しめます。

さくら梅、ゆうこう梅、鶯宿梅など、多様な品種の梅が咲き誇ります。

菅原道真公が梅を愛したことに由来する伝統的な行事。お茶席を開催。

長岡天満宮の梅の見頃は3月上旬から3月下旬頃で、遅咲きの品種が多いのが特徴です。

※天候や気温によって開花状況が変わる場合がありますので、最新情報をチェックしてお出かけください。

有名な梅の名所の近くには、あまり知られていない魅力的なスポットがあります。

北野天満宮周辺：
- 上七軒歌舞練場：京都最古の花街である上七軒にある歌舞練場。芸妓や舞妓の舞踊を鑑賞できます。
- 平野神社：北野天満宮から徒歩約10分。桜の名所としても知られ、梅と桜を同時に楽しめる可能性があります。
京都御苑周辺：
- 拾翠亭：京都御苑内にある九條家ゆかりの茶室。木曜から土曜に公開されており、静かな庭園を眺めながら抹茶を楽しめます。
梅小路公園周辺：
- 京都鉄道博物館：梅小路公園に隣接する日本最大級の鉄道博物館。梅見の後に立ち寄るのがおすすめです。