通常非公開、長楽館の東洋の文化が融合した和室「御成の間」。
2024年7月12日(金)~9月30日(月)で6年ぶりに特別公開されます。
東洋と西洋の文化が融合した特別な空間「御成の間」
今回特別公開となる「御成の間」は長楽館3階に位置する書院造の豪著な和室。
「御成の間」は大正時代に村井吉兵衛の依頼で、日本の伝統建築の権威・大島盈株により現在の形に改修されました。
内部はバカラ社製のシャンデリアに折上格天井、金銀砂子を用いた襖絵などが設けられた、東洋と西洋の文化が融合した特別な空間です。
高台に位置する洋館の最上階から一望できる京都や東山の眺めも見どころの一つです。
また、表千家の「残月亭」の写しと伝わる、丸窓にステンドグラスが飾られる茶室「長楽庵」など、1・2階の洋館建築とは趣を変えて造られた、普段は非公開の空間を見学することができます。
「御成の間」特別公開
開催日程 :2024年7月12日(金)~9月30日(月) ※除外日あり
公開時間 :平日 11:00~17:00(16:30受付終了)
土休日13:30~17:00(16:30受付終了)
但し8/13(火)・15(木)・16(金)は13:30~17:00(16:30受付終了)
8/14(水)は14:00~17:00(16:30受付終了)
見学場所 :3階「御成の間」「長楽庵」他和室、1・2階フロア
公式サイト:京都観光オフィシャルサイト 京都Navi京の夏の旅
*公開日・時間が限られております。スケジュール及び詳細は京の夏の旅公式サイトよりご確認ください。
多くの明治の偉人が訪れた和洋折衷の迎賓館「長楽館」
「長楽館」は明治の煙草王と称された京都の実業家・村井吉兵衛が明治42年(1909)に建てた別邸。
当時は国内外の賓客を接遇する迎賓館として使用されました。
世界各国の建築様式が用いられており、1986年に京都市有形文化財の指定を受けています。
ホテル長楽館は、京都市指定有形文化財である本館にレストラン・カフェ・スウィーツブティック・バー、そして併設する新館に全6室の客室を設けるブティックホテルです。
長楽館という命名は初代内閣総理大臣伊藤博文によるものです。
明治時代の長楽館の来賓名簿には、伊藤博文の他、大隈重信や渋沢栄一をはじめとした明治時代の重鎮の名が連なっています。
外観はルネッサンス風、内部はロココ、ネオ・クラシック、アールヌーボーといった様々な建築様式が取り入れられているのが特徴で、その最上階である3階には日本の建築様式が用いられています。
「御成の間」特別公開
場所:〒605-0071 京都市東山区八坂鳥居前東入円山町604
長楽館公式ホームページ:https://www.chourakukan.co.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/chourakukan/
Instagram:https://www.instagram.com/chourakukan/
X(旧twitter):https://twitter.com/chourakukan
*営業日ならびに営業時間の変更の可能性がございます。最新の営業日・営業時間はホームページをご確認ください。