京都観光で少し足を伸ばして、日本の原風景が残る美山町を訪れてみませんか？
美しいかやぶき屋根の家々が立ち並ぶ風景は、まるでタイムスリップしたかのような懐かしさと癒やしを与えてくれます。
今回は、そんな美山町の魅力と、絶品グルメ情報、5月の一斉放水についてご紹介します。
美山・かやぶきの里とは？
美山町は、京都市内から車で約1時間半の場所に位置する、豊かな自然に囲まれた里山です。
特に「かやぶきの里・北村」は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、昔ながらのかやぶき屋根の家々が今も大切に保存されています。
最大の魅力：都会の喧騒を離れた癒やしの風景
かやぶき屋根の里に一歩足を踏み入れると、そこには懐かしく温かい風景が広がります。
春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。
都会の喧騒を離れ、ゆっくりと流れる時間の中で、心身ともにリフレッシュできるでしょう。
4月上旬は桜とかやぶき屋根の共演を楽しむ
美山町では、例年4月上旬に桜が見頃を迎えます。（参照：美山町観光情報サイト 京都 美山ナビ）
かやぶき屋根の里に咲き誇る桜は、日本の原風景を象徴する美しさです。
春風に揺れる桜と、温かみのある茅葺き屋根のコントラストは、訪れる人の心を癒やしてくれます。
この時期ならではの特別な風景を、ぜひ写真に収めてください。
夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色は、随時更新予定！
絶品グルメ：「京風だし巻きのホットサンド」
美山町を訪れたら、ぜひ味わっていただきたいのが「カミツレ」の「京風だし巻きのホットサンド」です。
地元産の平飼い卵を使った、分厚いだし巻きが贅沢に挟まれたボリューム満点の一品。
ふわふわ、ぷるぷるの食感と、しっかりと感じられるおだしの風味が絶妙で、新鮮な卵の美味しさが際立ちます。
中に入ったマヨネーズソースにはキュウリも加えられており、ほどよいさっぱり感がプラスされているので、ボリュームがありながらもペロリと平らげてしまえる美味しさです。
注文はカウンターで行い、基本的には外でいただくスタイル。
縁側に腰を下ろして、美山ののどかな風景を眺めながら味わえば、至福のひとときを過ごせること間違いなし！
- 店舗：カミツレ
- 住所: 美山町北上牧11-4（かやぶきの里集落内）
- 営業時間: 午前9時頃から夕方まで（売り切れ次第終了）
- 定休日: 不定休（天候などを考慮して週1回程度休み）
- 公式HP：Instagram
美山町ではこのほかにも、地元の食材を活かしたジビエ料理や京地どり、美山牛乳を使ったスイーツなど、バラエティ豊かなグルメを楽しめます。
これらは、美しい自然環境と地域の伝統に育まれた、美山ならではの味覚。ここでしか味わえない特別な体験を提供してくれます。
今後も、最新の情報を随時更新していきます！
伝統を守る防災訓練：かやぶきの里一斉放水
美山町では、毎年5月と12月に「一斉放水」と呼ばれる防災訓練が行われています。
このイベントは、美しい景観を楽しめるだけでなく、地域の文化財保護活動や防災意識の向上を体感できる貴重な機会です。
かやぶき屋根は火災に非常に弱いため、この訓練は地域住民や観光客に向けた防火意識の啓発にも大きな役割を果たしています。
勢いよく放水される水しぶきと、かやぶき屋根とのコントラストは圧巻。
特に晴れた日には、水しぶきが太陽の光を受けて虹を描くこともあり、多くの観光客がその美しい瞬間をカメラに収めています。
一斉放水のタイミングに合わせて美山町を訪れるのも、特別な体験としておすすめです。
ただし、このイベントはあくまで防災訓練であるため、雨天でも実施されます。
観光目的にとどまらず、文化財保護への理解と敬意を持って参加することが大切です。
春の一斉放水
- 実施日：2025年5月20日（火）
- 実施時間：午前11時30分～（約5分間）
- 場所：京都府南丹市美山町北「かやぶきの里」
秋の一斉放水
- 実施日: 秋季は未定（例年12月上旬）
- 時間、場所：春季と同様に実施予定
美山町へのアクセス
- 公共交通機関: JR山陰線「日吉」駅から南丹市営バスで「北（かやぶきの里）」下車
- 車：京都縦貫自動車道「園部IC」から国道162号線を経由
- 一斉放水日の一部時間帯のかやぶきの里駐車場はWEBサイトでの完全予約制、クレジットカードまたは銀行振込による事前支払い制となります。
- 駐車場事前予約に関する詳細はこちらをご確認ください。
