今年のGWは「京都で映え旅」しよう!
春の陽気と連休のワクワク感。2025年のゴールデンウィークは、「ちょっと大人な京都観光」を楽しみませんか?
今回は、若者世代におすすめの“映え”と“癒し”が両立した京都の最新スポットをご紹介します。
カップルでも友人同士でも、一人旅でも楽しめるラインナップです!
1. 【清水寺 × 二年坂エリア】王道をおしゃれに楽しむ
清水寺観光は朝イチが狙い目!

清水寺は京都を代表する観光名所で、国内外から多くの人が訪れますが、実は朝6時から開門しています。
開門直後は人が少なく、静かな境内で厳かな雰囲気や朝の澄んだ空気を味わいながら、ゆっくりと参拝や写真撮影が楽しめます。
8時を過ぎると一気に混雑するので、朝イチの参拝が断然おすすめです。
二年坂・産寧坂で着物レンタル&食べ歩き
参拝後は、石畳が美しい二年坂や産寧坂へ。
着物レンタル店が多く、京都らしい町並みに溶け込んで散策や撮影を楽しめます。
清水寺周辺にある着物レンタル店
着物姿で歩けば、フォトジェニックな写真が撮れるスポットも点在。
坂道沿いには京町家をリノベーションしたおしゃれなカフェや、和スイーツのテイクアウト店が充実しています。
注目の食べ歩き&カフェスポット
- 八ツ橋シュー:380円(清水 京あみ)
ニッキが香る八ツ橋の生地で包んだシュークリーム。抹茶やカスタード、季節限定フレーバーもあり、注文後にクリームを詰めてくれるので、できたてのサクサク食感が楽しめます。八ツ橋しゅーソフト(ソフトクリーム入り)も人気。
- 舞妓はん焼き:250円(清水とふそ)
舞妓さんをモチーフにした焼き菓子。中身は、丹波大納言あずき、カスタードクリーム、あんバター、宇治抹茶クリーム、ハムチーズの5種類から選ぶことができます。イチオシはあんバター!とろけるバターとあんこの相性が抜群でおいしいと評判です。
- 抹茶ラテ:700円、茶団子:350円(八十八良葉舎 清水店)
注文ごとに点てる本格抹茶ラテや、もっちり団子に抹茶餡をたっぷりかけた「茶団子」は、清水店限定。観光の合間に一息つくのにぴったり。 - 築100年超のスターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店
畳や座敷、坪庭のある古民家カフェで、靴を脱いでゆったりとコーヒータイム。着物姿が映える空間で、京都らしいひとときを過ごせます

2. 【アート好き必見】KYOTOGRAPHIE(京都国際写真祭)

2025年も大注目のアートイベントが開催中です。
京都の町家や近代建築を舞台に、国内外の写真作品を展示。
「写真展×町歩き」ができるのはこのイベントならでは。
<KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2025 開催概要>
- 主催:一般社団法人KYOTOGRAPHIE
- 開催期間: 2025年4月12日(土)~5月11日(日)
- 開催時間: 会場により異なる(多くは10:00~18:00頃ですが、詳細は各会場情報を要確認)
- 会場: 京都市内各所(例:八竹庵、京都文化博物館 別館、両足院、新風館、京都駅ビルなど)
- チケット種類と料金:
- パスポートチケット: 期間中、複数の有料会場に入場できるお得なチケット。
- 一般: ¥6,000(前売り ¥5,500)
- 学生: ¥3,000 ※要学生証提示
- 団体割引(10名以上): ¥5,400 ※紙チケットのみ
- 京都市民割引: ¥5,500 ※紙チケットのみ
- 平日限定パスポート: ¥4,500 ※デジタルチケットのみ
- ミニパスポート: 京都新聞ビル地下1F&1F会場と、1つの有料会場に入場可能なチケット。
- 一般: ¥2,000
- 学生: ¥1,800 ※要学生証提示
- エクスプレスパスポート:会期中有効で、全会場に何度でも入場可能。列に並ばずに入場可能。
- 料金: ¥15,000
- 単館チケット:会場ごとに購入するチケット(一例)
- 京都市美術館別館: (一般)¥1,500 / (学生)¥1,200
- 嶋臺ギャラリー東館: (一般)¥1,000 / (学生)¥800
- ギャラリー素形: (一般)¥600 / (学生)¥500
- 東本願寺大玄関: (一般)¥800 / (学生)¥600
- パスポートチケット: 期間中、複数の有料会場に入場できるお得なチケット。
- 無料会場: 一部の会場は無料で鑑賞できます。
- 特別会場: 京都新聞ビル地下1F&1Fでは「限定無料チケット」またはパスポートが必要。限定無料チケットはオンラインで配布され、枚数制限あり。
- 注意事項
- チケットは公式サイト、有料会場、インフォメーションセンターで購入可能。
- 一部会場ではキャッシュレス決済のみ対応。
- 最終入場は閉館時間の30分前まで。
- 公式サイト:https://www.kyotographie.jp/

3. 【八坂庚申堂】カラフルなお守りが映える、願掛けスポット

八坂庚申堂(やさかこうしんどう)は、京都・東山エリアにある“くくり猿”で有名なフォトジェニックなお寺。清水寺や八坂神社、八坂の塔にも近く、観光やデートコースにもぴったりの立地です。
カラフルなくくり猿で願掛け体験
境内にずらりと吊るされているカラフルな“くくり猿”は、八坂庚申堂の象徴的なお守り。1体500円で授与され、願い事を書いて吊るすことで「欲望をひとつ我慢すると、ひとつ願いが叶う」と伝えられています。猿が手足をくくられて動けない姿を模しており、欲望に振り回されず自分を律するという意味が込められています。
また、紐で結ぶことから“猿結び=縁結び”のご利益もあるとされ、特に若い女性やカップルに人気です。着物姿で“くくり猿”を背景に写真を撮る人も多く、SNS映えスポットとしても注目されています。
4. 【下鴨神社 みたらし団子】京都の甘味×神社で小休憩

下鴨神社(賀茂御祖神社)は、世界遺産にも登録される京都最古級の神社で、縁結びや美容のご利益、そして糺の森の自然美で知られるパワースポットです。そんな下鴨神社は、実は“みたらし団子”発祥の地としても有名です。
みたらし団子発祥の由来と歴史
みたらし団子の起源は、鎌倉時代にさかのぼります。下鴨神社の境内にある「御手洗池」で、後醍醐天皇が水をすくった際、最初に一つ、続いて四つの泡が浮かび上がったことから、この泡を模して団子が作られたと伝えられています。この5つの団子は、人の頭と手足を表し、厄除けや無病息災を願って神前に供えられていました。葵祭や御手洗祭の際には、氏子たちが家庭で団子を作り、神様にお供えしたのがはじまりです(参照元:みたらし本舗 茶月)
加茂みたらし茶屋で味わう元祖の味
参拝の後は、下鴨神社の門前にある「加茂みたらし茶屋」で、できたてのみたらし団子をぜひ味わってみてください。大正時代、同店の初代店主が、従来の生醤油焼きに黒砂糖と醤油のまろやかなタレを加えたことで、甘辛いみたらし団子が誕生しました。団子は伝統に従い、1本の串に5つ刺さっており、最初の1つが少し離れているのが特徴です。これは人の五体を表し、厄除けの意味が込められています。
5. 【嵐山のトロッコ列車】レトロで風情ある春の絶景ルート

緑が美しいこの時期、嵐山から出発する「嵯峨野トロッコ列車」は大人気!
トロッコ列車は嵯峨嵐山駅から亀岡駅までの約7.3kmを約25分かけて運行。車窓からは保津川の清流と、両岸に迫る新緑の山々が織りなす絶景が続きます。
友人同士でもカップルでも、レトロな列車と渓谷の絶景でテンションUP。予約はお早めに!
料金は大人880円、小人440円。
運行ダイヤや臨時列車の情報は公式サイトで最新の情報をご確認ください。
6. 【町家カフェで“ゆる旅”】西陣・五条エリアが穴場!

西陣や五条エリアは、京都中心部の喧騒から少し離れ、落ち着いた雰囲気と歴史の趣が残る“穴場”スポット。町家や古民家をリノベーションしたカフェが点在し、ゆったりとした時間を過ごしたい方や、自分だけのお気に入りの店を見つけたい方にぴったりのエリアです。
西陣エリアの町家カフェ
- さらさ西陣
元銭湯をリノベーションしたカフェで、唐破風の屋根やマジョリカタイルが印象的な空間。広々とした店内でランチやスイーツ、夜カフェまで楽しめます。北野天満宮や今宮神社の観光帰りにも立ち寄りやすい立地です。 - 町家紅茶館 卯晴
築約100年の町家を改装し、アンティーク家具や雑貨に囲まれたレトロシックなカフェ。約40種の紅茶や手作り焼き菓子付きのアフタヌーンティーセットが人気。2階のお座敷で本を読みながらゆったり過ごせます。 - 西陣イノクマカフェ
町家の温もりを残したカフェで、バランスの良い「おそうざいランチ」(1000円)や家庭的な味わいが評判。犬同伴OKのテラス席もあり、地元の人にも愛されています。 - cafemarble 智恵光院店
明治時代の町家をリノベーションしたおしゃれなカフェ。キッシュやタルトが人気で、アンティーク家具に囲まれた落ち着いた空間でランチやカフェタイムが楽しめます。
五条エリアの町家カフェ
- 市川屋珈琲
清水五条エリアの築200年の町家を改装したカフェ。自家焙煎コーヒーと季節のフルーツサンドが名物。重厚な梁や坪庭を眺めながら、贅沢なひとときを過ごせます。 - KAEru coffee
自家焙煎コーヒーと体にやさしい焼き菓子が自慢のカフェ。カエルをモチーフにした可愛い空間で、気軽に立ち寄れる“おうち感覚”の癒しスポットです。 - 喫茶ジャニー
昭和レトロな雰囲気を再現した古民家カフェ。特注の木製カウンターやデッドストックの壁紙が印象的で、カツカレーなどフードメニューも充実しています。
アンティーク着物店・クラフト雑貨も充実
- きもの工芸西陣
西陣は伝統的な古典柄からブランド振袖まで、1,000点以上の着物が揃う呉服専門店が点在。レンタルや購入、着付けサービスも充実しており、町家カフェ巡りと合わせて着物体験もおすすめです。 - 西陣織会館・Atelier Kyoto Nishijin
西陣織の伝統技術を活かした和小物や日傘、バッグなど、ここでしか手に入らないアイテムが豊富。お土産や自分用のアクセサリー探しにもぴったり。 - 五条エリアのクラフト雑貨店
五条駅周辺には、地元アーティストによる手作り雑貨や工芸品を扱うショップが点在。駅から徒歩圏内でアクセスしやすく、街歩きの途中でお気に入りの一品を見つける楽しみがあります。
7. 【夜は鴨川納涼床でおしゃれディナー】

京都の夏の夜を彩る風物詩「鴨川納涼床(のうりょうゆか)」は、5月1日から9月30日までの期間限定で楽しめる特別な体験。鴨川沿いに並ぶ約80軒の飲食店が、川のせせらぎと東山の夜景を眺めながら食事を楽しめる“床席”を設け、京都ならではの涼と贅沢なひとときを演出します。
おすすめ納涼床ディナー
かつては和食や京料理が中心だった納涼床ですが、近年は京フレンチやイタリアン、中華、肉料理、バーなど多彩なジャンルが揃い、好みやシーンに合わせて選べます。
- 京料理 ちもと
創業300年を超える老舗料亭。伝統の京料理を味わいながら南座を望む特等席で大人の贅沢を堪能できます。 - 東華菜館
大正時代の洋館を活かした老舗の北京料理店。今も現役で稼働する日本最古級の手動式エレベーター(OTIS社製)があり、スタッフが操作して各階へ案内してくれるのも名物。フロアごとに異なるインテリアや、鴨川と南座を一望できる景色も魅力です。 - イカリヤ食堂
町家をリノベーションしたビストロで本場仕込みのイタリアンやフレンチをカジュアルに味わえます。
まとめ:今こそ!“新しい京都”を歩こう
伝統だけじゃない、今の京都には若者が楽しめる“トレンド”がいっぱい。
歴史やアート、グルメや映え写真など、自分好みの京都を見つけてみませんか?
2025年のGWは、ちょっとだけ大人になった自分にぴったりな京都旅へ!